由良環 写真展
Philosophical approch to Paris
〜哲学的考察、パリ〜

価格 0円(内税)

期日 11月23日(月)〜12月5日(土)
時間 午後1時〜午後8時
11月23日(月)、11月28はイベントのため午後7時まで

パリの街には、形容詞がよく似合う。
優美で、時に神々しいほど荘厳な、目抜き通りや、お屋敷街。シックで洒落た、カフェやバーの集まる坂道通りには、センチメンタルな雰囲気が漂い、荒廃した、毒々しさで充満した場末の路地裏にさえ、1人の人間の人生の重みがずしりと感じられるようだ。2004年、1人パリに暮らしながら、写真を撮り重ねた。わたしは、何百年もの歳月を重ねてきたこの都市の、核の部分を撮りたいと切望していた。それは、多くの人間の営み、様々な歴史の出来事という、大きなテーマを一挙に引きこみ、それを抽象化して、パリの都市に投影させるということだった。
それができたのかは分からない。しかし、何とかその内側に入りこんで、パリという、都市の存在理由に迫りたいと考えていた。その、パリの街への執着は、自己の内省へと向かう不可思議なエネルギーに支配され、自身とパリの街とが繰り返した、果てしない対話の集約として、この作品があり、また、ひとつの哲学を追い求め、繰り返し反復し、少しづづ構築していく。という意味をこめて、「Philosophical approch to Paris」の、タイトルをつけている。

■由良環 Tamaki YURA

1972年、長野市生まれ。
東京造形大学建築専攻卒業。在学中に取り組んだ都市研究をきっかけに、東京の街を撮り始め、写真家を志す。以後一貫して、都市をテーマにした作品を撮り続ける。
’04から渡仏、パリでの活動を始める。以後東京とパリを行き来し、「City Evolutions/東京・パリ」を制作。同じテーマで制作を続け、ベルリン、ニュヨーク、北京、ニューデリーで撮影を行い、世界の大都市10ヶ国での撮影を目指している。

■主な個展
'94年「Real Time Story-Telling」(ルブリン、ポーランド)
'01年「都市をめぐって」コダックフォトサロン(銀座、東京)
'02年「ラフレシアを探して」ギャラリーQ(銀座、東京)
'04年「Urban Series:Tokyo」Atelier AE(パリ10区)
'06年「City Evolutions:Tokyo/paris」Espace JIPANGO(パリ3区)
'07年「City Evolutions:Tokyo/Paris」コダックフォトサロン
  (銀座、東京)

[音楽会]
ヴォーカル=木下ときわ ギター=新美博允
11月23[月・祝]/開場19:00/開演19:30/参加費2500円/要予約
「愛の讃歌」「薔薇色の人生」/エディット.ピアフ
シャンソンを始め、オリジナルアルバムより何曲かセレクトする、たいへん楽しみな内容になっている。
【木下ときわ】(vo)
東京都出身。ブラジリアンミュージック、ボサノヴァをルーツとし、ポップス、フォークソング、近年はシャンソンを歌う。ジャンルにとらわれない選曲と、豊かでハリのある優しく大らかな歌声は、聴く者を大地のように包み込み、感動をあたえる。
【新美博允】(g)
愛知県出身。木下ときわと共に活躍する傍ら、作詞作曲、音楽プロデュース等に携わる。現代日本舞踊の新作ヨーロッパ公演でギターを担当するなど、その活動は多岐に渡る。厚みのある温かいギターの旋律は、説得力と力強さをも備え観客を魅了する。
木下ときわオフィシャルHP
http://www.tokiwakinoshita.com/


[朗読会]
言葉の反映vol.15 朗読=岡安圭子
11月28日[土]/開場19:00/開演19:30/参加費500円/要予約
『パンセ』ーパスカル著
【岡安圭子】 朗読家
三重県出身、2007年より活動を始める。作品やアーティストからインスピレーションを得て、それに呼応、競作する形で、詩や小説、哲学書などの朗読を、ギャラリーや画廊などで精力的に行う。森岡書店での朗読会、「言葉の反映」は、今回で15回目を数える。
岡安圭子ホームページ
http://www.okayasukeiko.com/hp/index.html